羽田、鳥取、そして豊岡

東京と但馬を行き来するようになって、これまでは新幹線と在来線の特急電車を使って約5時間の長い旅をしていました。

これが、飛行機で地元にあるコウノトリ空港を利用すれば、伊丹空港で乗り継ぎが必要にはなりますが、羽田から2時間ほどで豊岡に着いてしまいます。

コウノトリ空港は、実家から車で数十分。アクセスはとても良いけれど、難点は3点。

1つ目は、欠航が多いこと。天候による欠航はもちろんパイロットの体調不良といったことでも欠航をしたことがあった。振り替えとして乗り合いのタクシーを用意してもらえますが、帰省割引が使えるぼくらは当初乗る予定だった飛行機の方が安く、時間がかかるタクシーの方が高いという矛盾が起こってしまいます。

2つ目は、便数が少ないこと。1日2便しか出ていないので、時間がかなり限定されてしまい、仕事の後に乗ることが不可能であるなど、融通がなかなか効きません。

そして3つ目は、これは個人差がありますが、伊丹⇔コウノトリ空港を飛ぶ飛行機は小さな機体のため、かなり揺れるということ。ジェットコースターなどが苦手なぼくはちょっとの揺れにも動じてしまって、到着する頃にはぐったり。

そんな理由から、コウノトリ空港から足が遠のいていたところ、羽田から鳥取空港に飛ぶ飛行機が機体も大きく、便数も多い。羽田から鳥取空港までは1時間。鳥取空港から豊岡までは車で1時間半ほどで、3時間弱ほどで着くので、最近はもっぱらこっちを利用するようになりました。

ただ、それでも便数は羽田⇔伊丹なんかに比べると圧倒的に少ないため、すぐに満席になってしまったり、値段も高くて取れないことも多いです。

但馬から羽田まで直通の飛行機が飛ぶようになるか、鳥取への便数が増えてもっと予約が取りやすくなるか、どちらかだけでも実現してくれたら、もっともっと但馬へ帰りやすくなるのに。

チコニアは、兵庫県北部 但馬地方のふるさとの味を届けるプロジェクトです。